
JA熊本うき管内で秋冬メロンの出荷がピークを迎えている。JA熊本経済連の第二園芸集送センターでは、連日日量約2500ケース(1ケース8キロ、5キロ中心)を関西や関東地方をメインにアールスメロンを中心に出荷。天候に恵まれ外観も良く、糖度も高く仕上がった。
JA管内は県内でも有数のメロン産地。2022年度産秋冬メロンは63戸の生産者が17.6ヘクタールで作付け、12月中旬まで総出荷量約6万4000ケースを見込む。
宇城市小川町でJAプライベートブランドメロンの「オレンジハート」を約70アール栽培する川村良行さんは「資材関係の値上がりは厳しいが、今年もおいしいメロンに仕上がった。若い生産者が希望を持てるような、稼げる農業を目指して頑張りたい」と話した。
「オレンジハート」の出荷は11月いっぱいまで、メロン全体の出荷は12月中旬まで続く予定だ。