
JA熊本市管内の秋津営農組合は11月上旬から大豆「フクユカタ」の収穫を始めた。今年は生育時の天候に恵まれたことから、昨年より1週間ほど早いスタートとなった。コンバイン5台を使い、約10日間で80ヘクタールを刈り取る計画だ。
収穫した大豆はJA秋津カントリーエレベーターに運ばれ、12月上旬に検査員の資格を持つJA職員が検査。粒度別に袋詰めした大豆を重量や水分などを計量した後、袋ごとにサンプルをカルトンに取り、色や形、病害虫の有無などを丁寧に調べる。出荷した大豆は豆腐や納豆、みそなどに加工される。
現場の担当職員は「今年は天候の影響で収穫時期が早まっており、11月中頃で100トンを収穫する見込み」と話した。