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地産地消に若い発想 加工品部会と松橋高生が連携 JA熊本うき

2022.11.27
弁当を試食する松橋高生と部会員

 宇城市の道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」加工品部会は、熊本県立松橋高等学校の生徒と連携し、レンコンやショウガ、ミカンなど宇城地域の農産物をふんだんに使った「9点盛弁当」「レンコンきんぴらのホットサンド」などオリジナルの特産弁当や総菜を開発した。

 高校生が考えたレシピを再現し、11月上旬の試食会で披露。19、20日の両日は、生徒たちが同館の店頭で販売する。

 共同開発の取り組みはは8年目。同校の家政科1年生が中心となり、地産地消の促進や栄養バランスを考慮した上でレシピを発案。6月から同館の客層や旬の野菜、出荷商品の特徴など学習を重ねてきた。生徒が考えたレシピ集を基に、部会員がアレンジして調理した。

 レンコンきんぴらのホットサンドを考案した同校1年生の鶴本愛奈さんは「レンコンきんぴらが主役になるようにパンや味付けの組み合わせを考えた。たくさんの人に味わってほしい」と話した。