
JA菊池青壮年部は11月11日、自分の経営を見つめ直すための「経営学習会」を開いた。それぞれの経営を見直し、考え、しっかりしたものにすることが目的。青壮年部員50人が参加した。
来年度から導入される「インボイス(適格請求書等保存方式)制度」について、税理士の久保寺恵子さんから学んだ。消費税の基礎から、制度の概要、どのような準備をしたらよいのかなどの説明を聞いた。
久保寺税理士は「制度の内容を理解して、自分の経営状況を確認し、どのように進めていくかを考えてほしい」と話した。質疑応答でも学習を深めた。
部員らも注目する県域JA構想の現状についての話も聞いた。JA総合企画課の安武義徳室長が、菊池地域の農業やJA事業の現状について県下JAの状況も交えて説明。「これから地域農業を担う皆さんにもしっかり考えて意見を出してほしい」と話した。
同部の岩木信太郎委員長は「今後も学びの場を設け、皆で考えていきたい」と話した。