JA鹿本菊鹿支所はくらしの活動の一環として、地域の子どもたちを対象とする野菜の播種(はしゅ)、収穫体験を通した食農教育を毎年行っている。この活動は仲間づくりや里山保全など、農業や食について学んで体験してもらうことが目的だ。
11月上旬には、山鹿市立菊鹿小学校4年生の親子71人が、同支所の青年部員らと共にスイートコーンを約2500本収穫した。スイートコーンは8月に同部員らと共に支所近くにある広さ22アールの畑「次代につなぐ協同農園」で定植し、育てたもの。
収穫したトウモロコシは参加者で分けて持ち帰り、残りは同日開催のJA展示会で販売され地域住民にも旬の味を届けた。