熊本の農畜産物

イチゴ「ゆうべに」出番! 大玉で品質良好 JAたまな

2022.11.16
イチゴ「ゆうべに」の品質を確認するJA職員

 熊本県有数のイチゴ産地であるJAたまな管内で11月10日、イチゴ「ゆうべに」の出荷が始まった。2022年産は大玉で品質は良好だ。来年6月まで出荷が続く。部会員198戸が49.6ヘクタールで栽培。販売金額32億4000万円を目指す。

 管内で出荷量の過半数を占める横島集荷センターでは、担当者が持ち込まれたイチゴの品質を1パックずつ丁寧に確認し出荷している。初日は約300パック(1パック250グラム)を関西方面へ出荷した。

 JA指導販売担当者は「今年も品質の良いイチゴができている。たくさんの人に食べてもらいたい」と話した。

 22年度は「ゆうべに」「恋みのり」を中心に収量を確保し、生産者の経営安定と所得向上を進め、安全・安心、高品質なイチゴの生産による産地の確立に努めていく。