ＪＡたまなは玉名産農産物の販売力強化や消費拡大のため「熊本よかもんプレゼントキャンペーン」を実施。２０１２年から始め、今年で１１年目を迎える。
キャンペーンは管内産のイチゴやミカン、トマトなどのパッケージに貼られたシールを集めて応募する。前期（１０月～２月）と後期（３月～６月）で募集を行い、当選者には南関郷米やくまモンのオリジナル商品が贈られる。
開始当初から累計応募数は１６万通を超え、農産物を購入するリピーターの獲得にもつながっている。２０年には新型コロナウイルスの影響による店頭販売での販売数量の減少を受け、店頭販売中心のＰＲから宅配中心に方向転換するなど、状況に合わせた戦略で応募者を募った。関東を中心に宅配サイト向け商品にキャンペーンはがきを同梱したところ、大きな反響があった。
ＪＡ指導販売部の小井手博美課長補佐は「キャンペーンも１０年を超え、玉名産農産物のファンも確実に増えている。今後もさまざまな企画を実施して、地域の農業を盛り上げたい」と意気込んだ。
