
JA本渡五和果樹部会青年部は管内農業の課題である高齢化や労働力不足への対策として、2017年から果樹施設のビニール張りの受託作業を行っている。
10月24日はJA職員4人を含む21人で、依頼のあった4戸の生産者のもとへ出向き、デコポンのハウス計51アールのビニール被覆作業を行った。作業を依頼した池田憲昭さんは「昨年は雨が降ったので、今年は良い天気のなか作業してもらって良かった。高齢になると高所での作業は難しいため、若い青年部の力はとても助かる」と話した。
同部事務局を務める果樹課の南寛生指導員は「ビニール被覆は人手が必要な作業のため毎年要望も多い。今後も継続して行えればと思う」と話す。この支援作業は、管内農家の労働力不足を補うことで、高品質果樹生産と生産拡大へ繋がる取り組みとなっている。