熊本の農畜産物

冬春ナス出荷本格化 品質良好 全国へ JAたまな

2022.10.30
冬春ナスの選果が進む集荷センター

 JAたまな管内で、冬春ナスの出荷が本格化している。来年4月から6月にピークを迎え、7月中旬まで続き、関東や関西方面など全国各地へ出荷する。

 JA冬春ナス専門部では、部会員44人が16.85ヘクタールで、品種「PC筑陽」を中心に栽培している。2022年産は台風被害により生育が1週間ほど遅れたが、品質は良好だ。

 JA北部集荷センターでは、生産者が持ち込んだ冬春ナスを選果機で大きさごとに選別し、箱詰めしている。指導販売担当者は「いよいよ出荷が本格化した。各市場と情報を共有しながら有利販売に努めていきたい」と話した。