熊本の農畜産物

トマト類選果本格化 6月まで1800トン見込む JA熊本うき

2022.10.26
着色基準を確認する作業員

 JA熊本うき南営農センター不知火パッケージセンターで10月中旬、トマト類の選果作業が本格化した。作業員19人は、担当品目ごとにコミュニケーションを取りながら、丁寧な選果作業に努めた。

 同センターでは地理的表示(GI)保護制度に登録されている「くまもと塩トマト」や、契約販売品となるミニトマト「アンジェレ」「アイコ」、その他メーカー品のトマト類を選果する。今シーズンからは新たに「ベータカロテン」ミニトマトが選果品目に加わったた。作業員は大きさや色づき、重量などの基準を細かく確認しながら選果を進めた。

 同センターでの選果は6月まで続き、契約トマト類を中心に約1800トンの出荷を見込む。

 同センターの今村雅史センター長は「契約販売での高評価につながるように、責任ある仕事を心がけて、ケガや事故がないようにシーズン終了まで頑張っていきたい」と話した。