熊本の農畜産物

ミニトマト出荷開始 今シーズンで出荷量1万3000トンを目指す JAたまな

2022.09.27
ミニトマトの品質を確認しながら選果する部会役員

 JAたまな管内で9月中旬、ミニトマトの出荷が始まった。前年より5日早く、60キロを関西方面へ出荷。

 出荷初日、中央集荷センターミニトマト部会の役員が初出荷となるミニトマトの品質を確認した。現在までの生育は順調。三津家弘明部会長は「今シーズンも品質や食味にこだわり、安全・安心なミニトマトを消費者に届けていきたい」と意気込んだ。

 同部会では部会員219人が110ヘクタールで「千果」を中心に栽培。出荷数量1万3000トンを目指す。

 JA中央ミニトマト集荷センターでは、部会員が持ち込んだミニトマトの鮮度を保つために、予冷庫で一晩予冷。翌日、従業員が傷や割れの有無などを確認しながら選果している。

 JA指導販売担当者は「栽培管理を徹底し、品質の良いミニトマトを出荷していきたい」と話した。