熊本の農畜産物

栗出荷が本格化 数量60トンめざす JAたまな

2022.09.09
栗の品質を確認する特定技能外国人

 JAたまな管内で8月下旬、栗の出荷が始まった。初日は129キロを名古屋へ出荷。生育は順調で品質も良好。9月中旬にピークを迎え10月上旬まで続く見込み。栗部会では生産者約300人が栽培し、出荷数量60トンを目指す。

 JA春富選果場では各地区から持ち込まれた栗を従業員や特定技能外国人が選果。皮の硬さなどで品質を一つずつ確認。良質な栗と未熟果や腐敗果などを選別し、選果機で大きさごとに分け、10キロ段ボールに箱詰めして出荷している。

 同選果場の担当者は「いよいよ栗の出荷が始まった。秋の味覚を多くの方に食べてもらいたい」と話した。