熊本の農畜産物

乾燥ニンニク出荷最盛期 JA菊池

2022.08.31
出荷前の乾燥ニンニク調整と選別作業

 JA菊池にんにく部会の乾燥ニンニクが出荷最盛期を迎えている。県内と福岡方面の市場や加工品会社に出荷する。部会員は21戸で栽培面積は20ヘクタール。品質良好で辛みが強く、味が良くて濃いと喜ばれている。

 畜産が盛んな旭志地域では耕畜連携の取り組みが盛んで、圃場(ほじょう)に良質な堆肥を投入することで、品質の良いニンニクが育ち、取引先からも好評。ギョーザやおろしニンニクの加工品用はむき身で出荷する。

 出荷は6月から来年2月まで、30トンを見込む。同JA旭志中央支所に隣接する倉庫には冷凍保冷庫や新型乾燥機を設置し、品質を保持する環境を整えている。

 JA直売所にも出荷しており、コロナ禍における免疫力アップの商品として良く売れている。