熊本の農畜産物

スダチ最盛 香りよし 市場で高評価 JA熊本うき

2022.08.25
スダチの着色などを検査する職員

 JA熊本うき管内の三角地区で、香酸かんきつ類のスダチが出荷のピークを迎えている。JA柑橘選果場では1日500ケース(1ケース1キロ)以上を週に3回選果。8月末まで関東や東北、直売所に5トンを出荷する。

 2022年産は21年秋の乾燥や冬の低温などが影響し、着果量は少なめとなったが、香り良く上々の仕上がりとなった。

 選果作業は職員が全て手作業で形や色づきなどを確認し、鮮度を維持した状態で出荷する。九州産のスダチは珍しいが、市場からの評価は高い。

 西営農センター長代理の土屋雅生さんは「選果作業を徹底し、高品質なスダチを消費地に届けたい」と話した。