熊本の農畜産物

夏秋ピーマン 収量増 JA熊本市

2022.08.22
夏秋ピーマンを確認する吉岡さん

 JA熊本市野菜選果施設では、5月から開始している夏秋(かしゅう)ピーマンの出荷が順調に進んでいる。品種は「サララ」と「京まつり」。7月に最盛期を迎え、日量200ケース(1ケース4キロ)を県内、広島、米子青果に出荷する。12月上旬まで続き、総出荷量15トン、販売金額600万円を目指す。

 2022年産は収穫期に高温、高日射の影響で日焼けによる被害が見られるが、梅雨明けが早かったため生育が進み、収量が増える見込み。

 管内のピーマン生産者18人のうち、5人が57アールで夏秋ピーマンを栽培する。主力の冬春ピーマンと合わせて、通年で出荷ができる体制を作っている。

 生産者の吉岡優作さん(42)は「出荷最終日まで安定した量を出せるよう、栽培管理に努めたい」と話した。