ＪＡやつしろ宮原果実選果場で７月下旬、ブドウ「シャインマスカット」の出荷が始まった。主に熊本県内の市場へ送り出す。今シーズンの総出荷量は前年度比３６４％の約２００ケース（１ケース２キロと５キロ）を予定。

　ＪＡは生産者数の拡大や認知度向上を目指し、今年新たにＪＡマークが印刷された出荷ケースを導入。生産者は２キロと５キロの出荷用ケースに、袋入りとパック入りに分けて箱詰めして持ち込む。

　ＪＡ営農部野菜・果樹・特産課の稲田豊和さんは「天候に左右されることなく、大粒で食味も良い出来になった。もっと八代産シャインマスカットを広め、多くの人に知ってもらいたい」と話した。出荷は８月下旬まで続く。