ＪＡ本渡五和は６月末に組織を再編し、６支店体制から３支店２プラザ店（取次店）体制となった。プラザ店となった地域では職員による出向く体制の強化が重要であることから、年金受取口座からの払い出し預かりの他、予約を受けた商品の配達など総合事業ならではの訪問活動を行っている。

　プラザ本渡東店は天草上島に位置する志柿地区と下浦地区が管轄。ＪＡ本店内にある中央支店が母店となるため、特に移動手段を持たない高齢者などへの対応が必要となる。

　渉外担当の江﨑ルミ子さんは夏の定期貯金キャンペーンの案内に高齢の女性宅を訪問。チラシを見せながらＪＡに年金受け取りを指定している人向けの特別金利について丁寧に説明したあと、次回の訪問日を確認し「暑いので畑仕事をするときには気を付けて下さい」と声をかけた。

　ＪＡでは今後利用者目線での課題を共有するため、出向く体制を通じて総合サービスの提供を図る。