熊本の農畜産物

トマト類出荷終盤 高品質最後まで JAたまな

2022.06.24
中央ミニトマト集荷センターで選果されるミニトマト

 日本有数のトマト類産地であるJAたまな管内で6月中旬、トマト類の出荷が終盤に入った。関東、関西方面を中心に最終日まで品質維持に力を入れ、消費地への安定した出荷を目指す。

 中央集荷センターミニトマト部会では、部会員219人が約110ヘクタールで「千果」「玉宝」「キャロル7」を栽培。7月上旬までに出荷数量1万2700トンを計画している。5月末までの実績は1万1275トン(前年比95%)となっている。

 同センタートマト部会では、部会員131人が55.9ヘクタールで「麗容」を中心に栽培。7月中旬までに1万500トンを計画し、5月末までに8550トン(同91%)を出荷した。JA担当者は「出荷は残り1カ月を切った。最終日までしっかり販売したい」と話した。