玉名郡玉東町は６月上旬、ハニーローザ収穫祭を開いた。２年ぶりの開催となった同イベントには県内外から約２２０人が参加。同町が日本一の生産量を誇るスモモ「ハニーローザ」の収穫体験をした。初めてハニーローザを食べた参加者からは「甘くておいしい！」と笑顔があふれた。

　収穫祭では参加者を４班に分け、班ごとに生産者の園地にバスで移動した。ＪＡたまな玉東スモモ部会の安田司さんの園地（面積６アール）には７５人が訪れ、バスを降りると手指を消毒。ハニーローザが１２個ほど入るカップを受け取り、係員から収穫時の注意事項などの説明を受けた後、食べ頃の実を収穫した。

　参加者は「大好きなハニーローザの収穫祭を楽しみにしていた。今年は開催されてよかった」と久しぶりの収穫祭を喜んだ。安田さんは「今年もいいハニーローザが育っている。参加者に喜んでもらえてよかった」と話した。