熊本の農畜産物

マンゴー最盛 糖度高く色づき良し JA熊本うき

2022.06.19
マンゴーを選果する職員

 JA熊本うき管内の宇城市三角町で、マンゴーの出荷がピークを迎えている。2022年産は高い糖度に加え色づきも良く、例年並みの高品質な仕上がり。総出荷量は1万3500玉(約4.5トン)、販売金額1350万円を目指す。出荷は7月上旬まで続く。

 メディアからの注目度も高く、6月上旬には地元テレビ局2社が選果場を取材に訪れた。県内でのマンゴー栽培は珍しく、温暖な同町の気候を生かし栽培されるマンゴーは十分な糖度を持ち、市場からの評価も高い。

 JAマンゴー部会では同町の生産者4戸が40アールで栽培。4月下旬から収穫が始まった。JA柑橘選果場では糖度や熟度、外観などを1玉ずつ確認し、丁寧に箱詰めする。週3回の選果で関東や東北、地元直売所を中心に出荷。宇城市道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」でも販売している。

 同選果場の髙浦翔平さんは「今年も上々の品質に仕上がっている。消費者目線の選果で高品質なマンゴーの出荷に努めたい」と話した。