
JA熊本市芳野選果場で5月中旬、梅「玉英」「鶯宿」の出荷が始まった。初日は両品種合わせて約500キロを荷受けし広島、福岡、熊本へ送り出した。5月27日時点で約4トンを週3回出荷している。
JA梅部会は18人が6ヘクタールで栽培。出荷は5月下旬まで続き、その後部会の主力「南高」へ切り替わる。2022年産は例年よりも小玉傾向だが、開花時期の天候に恵まれ順調に生育している。
同部会は高品質な梅を消費者に届けるため、果実に傷が付かないよう、丁寧に手作業で収穫をしている。
梅の販売担当、髙木太郎さん(31)は「今が旬の梅を使って、梅ジュースや梅酒を作るなどして、季節感を楽しんでほしい」と話した。