熊本の農畜産物

メロン仕上がり上々 7月上旬まで1760トン JA熊本うき

2022.05.15
収穫した「オレンジハート」を確認する一野さん

 JA熊本うき管内でメロンの出荷がピークを迎えている。「アンデス」「クインシー」「アールス」「肥後グリーン」そしてJAプライベートブランドの「オレンジハート」と、すべての品種が出そろった。

 JA熊本経済連第二園芸集送センターでは連日、日量約3000~5000ケース(1ケース5~8キロ)を関西や関東地方を中心に出荷。7月上旬までに約1760トンを見込む。

 熊本市南区富合町でメロン45アールを栽培する一野裕治さん(42)は「生育途中に日照不足もあったが、後半には天候も回復し良い仕上がりとなった」と話した。

 JA管内は県内でも有数のメロン産地。177戸の生産者が49.4ヘクタールで作付けしている。