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[人つなぐ、JA 私たちの自己改革奮闘記](212)クラウド勤怠管理システムを導入 JAかみましき

2022.04.14
クラウド勤怠管理システムで出勤処理をする職員

 JAかみましきはクラウド勤怠管理システムを導入し、勤務管理業務をシステム化した。

 これまでは①タイムカードをもとに勤務管理表を作成②所属長が部下職員の時間外勤務や有給取得の状況をチェック③人事管理の担当部署に送付―――の順で全て紙ベースで管理をしていた。この処理に伴う書類の増加と保管場所の確保や担当部署の事務作業量が問題となっていた。

 今回導入したシステムでは様々な業務に対応したシフト管理の他、有給休暇の管理や時間外勤務などの申請、承認まで全てシステムで操作ができ、従業員の勤務データ管理が容易になった。従来の紙ベースで業務に係る作業負担などが軽減されることで、全ての職員が組合員の所得増大や農業の振興にかかる業務に専念する時間を捻出できる。

 担当職員は「導入当初は戸惑いながら運用していたが、少しずつ認識されることで作業の効率化、時間外勤務の削減につながった。今後も様々な作業を改善し、より質の高い労務管理を行い、働き方改革の進展にも努めていきたい」と話す。