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ピーマン 目標360トン JA熊本市出荷スタート

2021.11.22
「エースピーマン」を確認する営農指導員

 熊本市南区会富町のJA熊本市野菜選果施設で「エースピーマン」の出荷が始まった。11月上旬の初出荷には20ケース(1ケース4キロ)が集まった。JA東部ピーマン部会は14戸が3・6ヘクタールで作付けしている。出荷は来年7月上旬まで続き、総出荷量360トン、販売金額1億5000万円を目指す。

 2021年産は日中の温度が高かったため湿度や水の管理が難しかった。チャノホコリダニなど病害虫も見られたが、防除を徹底し色や形、品質良好なピーマンができている。

 同部会は全員が農薬低減のため天敵を導入し、低コスト、減農薬栽培を実施している。中村豊進部会長は「今年の冬は寒暖の差が激しいと予想されている。温度管理が難しくなるが、調整しながら適期管理をしていきたい」と話した。