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トルコギキョウ 終盤一層鮮やか 熊本・JA阿蘇

2021.11.17
色鮮やかなトルコギキョウの選別

 JA阿蘇中部地区管内で、トルコギキョウの出荷が終盤を迎えている。花持ちが良く冠婚葬祭を中心に人気が高い。

 管内は夏秋トルコギキョウの栽培が盛んな地域。高冷地の冷涼な気候を生かした生産が特徴だ。終盤の10、11月にかけて花が大きく発色も濃くなり、高品質な出来となる。

 トルコギキョウを22年間栽培している鳴川孝宏さん(52)は、40品種ほどを65アールで約17万本生産する。出荷量は1日約3000本で、来年1月末まで続く見込みだ。品質管理に重点を置き、日持ちの良いトルコギキョウの産地ブランド維持に努めている。

 鳴川さんは「長雨などで生産環境が厳しく品質が心配だったが、無事収穫できた」と話した。