熊本の農畜産物

レモン出荷開始 熊本・JAあしきた マルタ選果場

2021.09.07
レモン出荷開始に向けた目ならし会

 JAあしきたマルタ選果場は、8月下旬から2021年産レモンの出荷を始めた。出荷に先駆け8月中旬には目ならし会を開いた。生産者18人が参加し、出荷規格や収穫時の注意点などを確認した。

 黄色くなる前に出荷する国産のグリーンレモンは、輸入レモンよりも香りが強く、爽やかな香りが特徴。ここ数年は安心安全な国産レモンに対する需要が高まっている。マルタ選果場の入江和彰主任は「昨年産の品質が良好だったので、今年産のあしきたレモンに対する市場の期待は高い。生育は良好で、高品質なレモンを届けられる見込みだ」と話す。

 グリーンレモンの出荷は10月ごろまでで、その後は通常のイエローレモンとして来年3月ごろまで出荷する。青果と加工品用を合わせて22トンの出荷を計画している。