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品質上々 早期米を検査 熊本・JAやつしろ

2021.09.07
米の検査を行う検査員

 JAやつしろは8月中旬、管内の倉庫3カ所で2021年産早期米の初検査を行った。5戸の生産者が持ち込んだ早期うるち米「キヌヒカリ」約13トンを農産物検査員のJA職員が検査。水分量や形質などの品質が基準を満たすかを確認した。

 営農部農産・い業課の木村勇一課長は「今回持ち込まれた早期米は、長雨前に収穫されたもので品質は良好。しかし、今後は長雨以降に収穫された米の出荷となるため品質低下が心配される。これから、いもち病やウンカなど病害虫の発生も多くなるため、適期防除の徹底が必要」と話した。

 JA管内では、10月から普通期米の収穫が始まり、主食用米約9万俵(1俵60キロ)の集荷を予定している。