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シャインマスカット 食味重視 JA熊本うき

2021.08.17

 

順調に生育した「シャインマスカット」を見詰める木村副部会長

熊本県内一のブドウ生産量と面積を誇るJA熊本うき管内で8月上旬、「シャインマスカット」の出荷がピークを迎えた。2021年産は品質・量ともに良好な仕上がりとなった。

 JA不知火パッケージセンターでは連日、約300ケース(1ケース2キロ中心)を主に九州へ、JAが直営する道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」にも出荷した。総出荷量は24トンとしていた。

 JA熊本うきブドウ部会では生産者23戸が約3ヘクタールで栽培。JAでは食味を重視して糖酸基準を糖度18以上、酸度0・8%以下に設定する。担当職員が出荷規格に基づいて色や粒の大きさなど等級検査をして出荷した。

 同部の木村弘幸副部会長は「無事に出荷を迎えられた。出荷時期を見極めながら、おいしいシャインマスカットを出荷したい」と話した。