JAあまくさ管内で7月27日から本格的に稲刈りが始まった。天草地域は温暖な気候を生かした早期米の産地。JA管内の水稲作付面積は1000ヘクタールに及ぶ。今年の集荷計画は1654トンで、このうち早期米が1560トンを占める。主力品種は「コシヒカリ」だ。
JAの営農指導員は「今年は有効分けつ期の後期に水不足の傾向となったが、全体を通すと順調な生育となった」と話す。
収穫のピークは8月12日ごろまで。収穫した早期米は乾燥、調製作業を経て、7月30日に松島教良木検査場で初検査した。その後、天草地域全域で検査をしていく。
検査した早期米は、JA熊本経済連を通じて関東、関西、九州で販売する。店頭に並ぶのは8月盆前からとなる見込みだ。