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イ草収穫最盛 熊本・JAやつしろ

2021.07.15

 イ草の収穫量全国1位を誇るJAやつしろ管内で、梅雨時の風物詩となっているイ草刈り(収穫)が最盛期を迎えている。収穫作業は20日ごろまで続く。

 生産者はイ草の品質低下を避けるため、早朝や夕方に収穫。収穫後は専用染土で泥染め、乾燥作業をした後、丁寧に製織して畳表に仕上げる。

 JAい業部の森野利明部会長は「今年は雨の量が少なく、昨年と一昨年が豊作だっただけに予想より収穫量は少なかった。だが長さが短い分、硬く充実した質の良いものができた」と話した。