
JA熊本経済連は12月上旬、出荷開始10周年を迎える県オリジナルのイチゴ「ゆうべに」のセレモニーを大阪市中央卸売市場本場で開いた。
県の主催、同連との共催。竹内信義副知事や、同連の丁道夫会長、販売で連携するJA熊本果実連の橋本明利会長、JA関係者、市場関係者ら約250人が出席した。
「ゆうべに」10周年に当たり、これまでの感謝と、今後の一層のブランディング、販売強化へ協力を要請した。
県内イチゴ産地は、8月の豪雨で苗の浸水など大きな被害が出た。だが生産者や関係者の努力で順調な回復を見せる。25年産(10~6月)の出荷数量は6313トン(前年比105%)を見込む。年内の出荷ピークは12月下旬の見通し。
丁道夫会長は「若干の出荷遅れはあるが、昼夜の寒暖差があり食味は良い。豪雨を乗り越えたイチゴを多くの方に食べてほしい」と語った。

