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第50回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を開催 JA熊本中央会

2025.12.17
県知事賞の江口さん㊨と堤さん

 JA熊本中央会は13日、第50回「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール表彰式を熊本市で開いた。最高賞の熊本県知事賞は、作文の部で江口倫平さん(玉名市立玉名町小4年)、図画の部で堤青奈さん(山鹿市立鹿北小3年)を選んだ。県内小中学校から作文1007点、図画2329点の応募があった。

 江口さんの作文は、突然母親から任命された家庭の「米大臣」の経験から、お米を通じてつながり合う家族の絆や、ご飯を囲む家族の笑顔が浮かんでくる内容だ。堤さんの図画は、何度も色を重ねて描かれて、深みのある色合いが母と子の愛情の深さまで感じられる作品となっている。

 JA全中による全国コンクールでは、全国農業協同組合中央会会長賞に図画で告本百合佳さん(山都町立矢部小4年)、優秀賞には作文で菊池奏汰さん(熊本市立田原小3年)、図画で米村実莉さん(熊本市立城東小1年)が選ばれた。

 宮本隆幸会長は「このコンクールを通じて、自分たちの地域や日本の農業について考えるなど貴重な経験になったと思う。今後もご飯をたくさん食べ、健康な心と体を育み、次代を担う立派な社会人になってほしい」と述べた。