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熊本「デコポン」35周年PR JA熊本果実連

2025.12.03
大阪市場で「デコポン」をPRする橋本会長ら

 JA熊本果実連は、本年産「デコポン」の出荷量は1万トンを見込む。12月~翌年6月に出荷する。加温ハウス栽培から鮮度保持資材を活用した後期デコポンまで、7カ月間続く。

 「デコポン」は1991年3月1日、東京都中央卸売市場大田市場で初売りした。甘味が強くジューシーな味わいと形が特徴で、全国で愛されている。

 熊本果実連は1日、販売開始35周年を迎える「デコポン」の初売りセレモニーを東京都中央卸売市場大田市場(東京青果)と大阪市中央卸売市場(大果大阪青果)で開いた。

 大阪会場には、熊本果実連の橋本明利会長とPR公式キャラクター「ジューシーくん」、県内JA関係者らが参加した。ジューシーくんは高品質に仕上がった果実を市場関係者にアピール。35周年の「デコポン」販売開始に弾みをつけた。

 サンプル果実の展示や配布、試食会を行い仲卸、小売業者らが味を確認した。

 橋本会長は「熊本を代表するデコポンが35周年を迎えた。本年産は県と連携し、高温対策への支援に取り組んだ。期待に応えられる品質に仕上がった」とPRした。