
農林中央金庫熊本支店は9月中旬、JAバンクのローン商品への理解を深めるため、県内のJA融資担当者を対象とした説明会を開いた。住友哲平支店長は「JAバンクローンはJAが純新規利用者を獲得できる数少ない入口商品。持続可能なJA事業・経営基盤の確立に不可欠だ。JAバンク熊本を挙げてJAバンクローンの取り組み強化を図りたい」とあいさつした。
統一ローン保証機関の熊本県農業信用基金協会、協同住宅ローン、三菱UFJニコスが、それぞれ取扱商品の特徴や留意点を紹介。クレディ・アグリコル生命保険が、団体信用生命保険商品の説明も行った。
参加者からは「大変有意義でローン商品知識の理解が深まった」との声が寄せられた。
JAバンク熊本は、10月から住宅ローン利用の際、万が一のための保障として三大疾病団信に加え、がん団信や連生がん団信などを割安な上乗せ金利で選択できるようにして、商品の選択肢の幅を拡大する予定だ。