
JA熊本経済連は、JAグループ熊本第61回農機自動車大展示会を益城町のグランメッセ熊本で開いた。「食料×農業×農村の未来を創造」がテーマ。高齢化や担い手減少による労働力不足、生産コスト上昇といった課題に対応する低コスト農機やスマート農業関連の最新農業機械、農業資材などを展示・提案した。
JAグループの共同購入コンバインやオリジナルトラクターなど、コスト低減に向けた農業機械の展示ブースに多くの来場者が足を止めた。情報通信技術(ICT)を活用した自動運転トラクターや省力化を図る最新機器への関心が高かった。
2日間で約7300人が来場。販売金額は19・7億円(計画対比104%)となった。来場者数、販売実績とも計画を上回った。経済連農業機械課の担当者は「今後も低コスト生産に向けた取り組みや最新技術を活用した省力化機械の導入を積極的に提案していきたい」と話した。