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第1回緊急対策会議を開く JAグループ熊本

2025.08.13

 JAグループ熊本は12日、10日からの大雨の被害について中央会・連合会などによる第1回緊急対策会議を開いた。情報収集や被害の把握、当面の対応などを協議した。

 熊本県では10日からの降り続いた大雨によって、水田・園芸作物やハウス・畜舎・樹園地などに被害が出ており、今後も被害が拡大する懸念がある。

 12日時点でトマト苗や大豆、キュウリの冠水などを確認。水稲の土砂流入、イ草の浸水も起きた。農地・農業用施設では果樹園の土砂崩れ、ハウスの倒壊、花卉施設の浸水被害などの報告が寄せられた。JA施設では、一部店舗や倉庫への浸水が起き、復旧を急ぐ。

 宮本隆幸会長は「被害を受けた農業者の復旧に向け、JAグループ一体となり、県と連携し対策を講じる」と述べた。

 JAグループ熊本は17日に行われる「令和8年度農業政策・予算に関する要請」に合わせ、大雨被害に関する緊急要請を行う。