
熊本県JA葬祭事業連絡協議会は6月下旬の2日間、葬祭職員研修会を熊本市で開いた。県内のJA葬祭センター職員35人が参加した。
協議会は県内10JAなどで構成する。JA熊本経済連が事務局。葬祭事業に携わる職員の資質向上と意識改革を目的に、年4回開く研修の一環だ。
(株)グランディメモリーの木野島光美さんを講師に葬儀現場で求められる接客や接遇、司会進行を学んだ。「心から寄り添う姿勢が最も重要」として、グループワークや実践練習を通じ、遺族の悲しみに寄り添い支える「グリーフケア」の在り方や適切な立ち居振る舞い、コミュニケーションへの理解を深めた。
参加者は「グリーフケアを取り入れた電話対応など参考になるものが多かった。実務に生かしたい」と話した。