
JA熊本中央会とJA熊本経済連は5日、2025年度第1回JA生活指導員研修会を熊本市で開いた。JA生活指導員や講師ら46人が参加。「旬の野菜と栄養価を意識した食材提案」というテーマで、共同購入商品を活用した夏料理の調理実習などを通じて交流を図った。
生活指導事業を通じ、組合員と地域住民の生活基盤強化を中心としたニーズに対応。安心で豊かなくらしを実現するため、JA生活指導員として自ら考え、行動するためのスキル(技能)やノウハウ(知識・技術)の習得を図る。地域と人とJAをつなぐ架け橋として活躍してもらうことを目的とする。
JA菊池菊池中央支所の城直美生活係長が「共同購入品を活用した防災セット」と題したJA生活活動の事例報告。JA熊本経済連生活総合課の栗屋直子課長補佐とJA熊本中央会JA総合支援部の麻生せい子生活アドバイザーが「JA事業利用向上を意識した共同購入論」について講話した。
グループディスカッションでは「エンゲージメントを高めるための目標設定」と題し、JAごとに今年度取り組む目標を設定した。参加者は「設定した目標を実現できるように努めたい」と話した。