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「デコポン」初売りPR 東京と大阪でセレモニー JA熊本果実連

2023.12.05
大田市場でデコポンをPRする産地関係者ら

 JA熊本果実連は1日、東京都中央卸売市場大田市場(東京青果㈱)と大阪市中央卸売市場(大果大阪青果㈱)の両会場で、2023年の県産「デコポン」の初売りセレモニーを開いた。東京の会場には、県下JA代表、果実連、行政関係者が出席。市場、流通関係者らにPRし、23年産「デコポン」の販売開始に弾みをつけた。

 果実連担当者は「柑橘類を代表する『デコポン』の初売りを迎えた。消費者の期待に応えられる品質に仕上がった」と力を込めた。

 会場では、サンプル果実の配布や試食が行い、集まった仲卸、小売業者らが今年産の仕上がりを確認した。流通関係者からは「年内贈答から早く消費者に届けたい」との声が上がった。

 今年産「デコポン」の出荷量は1万1000トン(前年実績比114%)を見込む。出荷は12月~翌年6月。加温ハウス栽培から鮮度保持資材を活用した後期「デコポン」まで7カ月間続く。