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熊本県農青協 第68回通常総会を開催 JA熊本中央会

2023.05.10
挨拶をする石本委員長

 熊本県農協青壮年部協議会は9日、熊本市で第68回通常総会を開いた。委員長には石本勝也氏(JA鹿本青年部)を再任。副委員長には内田真治氏(JAくま青壮年部)を再任し、鹿子木雄二氏(JA鹿本青年部)を新たに選んだ。

 4年ぶりの実開催となり、県内13組織から約80人が出席した。2022年度の事業報告・収支決算の他、23年度の事業計画など計5議案全てが承認された。

 特別決議として生産資材価格高騰対策や価格転嫁を含めた食料安全保障の強化に向けた運動と、青壮年部の組織的活動の活性化を通じ、農業所得の増大と地域農業の振興に取り組むことを決めた。また、部員減少が著しいことから「一声運動」を通じた部員の新規・再加入推進と、存続の危機にある支部に対する積極的な支援にも取り組む。

 この他23年度の活動計画として①JA組織・事業・運営についての学習活動を通じたJA運営への参画促進②消費者などに対する「食の安全・安心」「国消国産」への理解促進③「日本農業新聞」「地上」の学習資材などの普及・活用―――などを決議した。

 終了後、藤木眞也農林水産大臣政務官より国政報告を行った。