ＪＡ熊本経済連は２月下旬、キリンビバレッジ（株）から寄付金約１２２２万円を受け取った。寄付金は「キリン　午後の紅茶　ｆｏｒ　ＨＡＰＰＩＮＥＳＳ　熊本県産いちごティー」に使われた「ゆうべに」や県産農産物の消費拡大に向けた取り組みなどに活用していく。

　同社の国内復興応援活動「午後ティーＨＡＰＩＮＥＳＳプロジェクト」の一環。同いちごティーの売り上げ１本につき３．９円（サンキュー）が寄付金となる。県内の食産業支援の他、被災地復興や地域活性化などに活用される。同いちごティーは２０２２年６月から全国で発売され、約１２５４万本の売り上げがあった。

　熊本市の同連で寄付金の贈呈式が開かれた。丁道夫会長が村山浩義西日本統括本部長から目録を受け取った。

　丁会長は「ゆうべにが２年連続で寄付型商品の素材となって発売された。販売本数も昨年を上回り、さらに認知度向上につながったと思う」と述べた。

　寄付金は、同連の他、熊本県と南阿蘇村にも贈られた。