JA熊本中央会は12月10日、熊本市で「第47回『ごはん・お米とわたし』作文・図画コンクール」の表彰式を開いた。最高賞の熊本県知事賞には、作文部門で杉山祐平さん(菊陽町立菊陽中部小学校4年)、図画部門で中村心美さん(熊本県立八代中学校2年)を選んだ。
米の良さと、食料や農業の大切さを学んでもらう狙いで毎年開催。県内小中学校から作文部門に1188点、図画部門に1748点の応募があった。
杉山さんは作文で、自身の家族の名前がお米にまつわる名であることを発見した驚きと喜びを表現。中村さんは図画で、炊きあがったご飯を中心に家族のはじけるような笑顔を描いた。
この他、JA全中が実施した全国コンクールの結果も紹介した。作文部門で船津和さん(山鹿市立山鹿小学校1年)と小野ひかりさん(熊本市立白川中学校2年)が、図画部門では中村心美さん(熊本県立八代中学校2年)が優秀賞に輝いた。
JA熊本中央会の宮本隆幸会長は「食べ物の大切さや農業の役割を学び、自然を大切にする心、家族や友達を大切にする心を養ってください。私たちJAグループ熊本は、これからも皆さんを応援します」とあいさつした。