ＪＡ熊本経済連は１１月上旬、八代市鏡町の熊本県農業研究センター内で、イ草移植機などを導入する八代と宇城地区の生産者７１人を対象に、実演講習会を開いた。１１月中旬から始まる移植作業などを円滑に進めてもらうことを目的に、県の後援や農業機械メーカーの協力を得て開催した。

　県の担当者がイ苗づくりや移植作業の注意点などを説明。メーカーの担当者は移植機や関連機械の取り扱いや操作手順など実演を交えて説明した。生産者は説明に聞き入り、移植機の取り扱い方法について積極的に質問した。

　同連農業機械課の担当者は「イ草関連機械を導入した生産者が、生産規模の拡大を図ることができるように移植時期前の講習会を実施した」と話した。