熊本の農畜産物

3種のイチゴ出荷最盛 JA菊池

2026.03.13
早朝より収穫作業を進める古閑部会長

 JA菊池管内でイチゴの出荷が出荷最盛期を迎えている。品種は「ひのしずく」「ゆうべに」「恋みのり」の3種。日量9000~1万パック(1パック250グラム)を関西・関東などに出荷している。5月中旬まで約200トンの出荷を見込む。

 JAイチゴ部会は収穫後、エチレンガス除去装置を使って予冷し、パック詰めまでを行い、鮮度保持に努めている。集荷場に到着したイチゴは、JAの検査員が市場到着時(2日後)を想定して入念に品質検査を実施。その後、保冷庫で管理される。市場からは「新鮮で日持ちが良い」と高い評価を得ている。

 古閑信一部会長は「定植期の猛暑で栽培環境は厳しく生育が心配されたが、2月の出荷量は平年並みに回復。5月までしっかり出荷していきたい」と話した。

 JAの矢野博之指導員は「近年の猛暑対策として定植を1週間から10日遅らせた。出荷始まりは小粒傾向だったが、2~3月に最盛期を迎え、食味は良好で、収量も増えてきた。品質・鮮度にこだわった『きくちいちご』を味わってほしい」と話した。

 部会員は38戸で、642アールを栽培する。

 部会員が一丸となって品質や食味の向上に努め、「きくちいちご」の一層のブランド力強化や輸出拡大、有利販売を目指している。