熊本の農畜産物

「糖蜜使用のこだわりいちご」人気 JA菊池

2026.03.10
持ち込まれたイチゴをしっかり検査する森さん

 JA菊池イチゴ部会の「糖蜜使用のこだわりいちご」が、順調に出荷を伸ばしている。3月下旬まで追い込みをかける。品種は「ひのしずく」。サトウキビ由来の液肥を使い、生産者が完着で大玉だけを出荷する。出荷先は関東・関西。市場を通しての輸出、JAタウンでのネット販売も人気だ。2万7000箱(1箱1キロ)を見込む。

 1箱30玉入(1玉30グラム以上)、24玉入(同38グラム以上)、21玉入(同48グラム以上)、18玉入(同58グラム以上)、15玉(同68グラム以上)の5規格がある。有利販売につなげようと研究を重ね、特に18玉、15玉入りは希少な限定品だ。

 全て契約販売で、全国の大手デパートなどで販売する。ネット販売では、贈答用などでリピーターも付いてきた。形は悪いが味がいい大玉を商品化しようと、努力を重ね食味重視の栽培を研究。18年前から販売を始めた。

 JAで販売を担当する森航平さんは「ひのしずくを栽培する25人全員が大玉に挑戦。大きさと食味にこだわり手がけたイチゴだ。傷が付かないように果実には直接触れずに、へたを持って収穫や箱詰めも丁寧に行う。最後までしっかり販売していきたい」と話す。