
菊池農業高校農業科SDGs班は、2019年から放置竹林の問題解決に向けた活動を展開。近年は竹を粉砕したチップを活用した段ボールコンポストの普及に力を入れる。昨年「竹のチカラ」再生プロジェクトとして、活動をサポートするクラウドファンディングも立ち上げ、さまざまな場面でこの取り組みを紹介している。
同班は、竹の伐採ボランティアをはじめ、伐採した竹の有効利用を研究。竹灯籠作りや竹炭作り、若竹を使った塩漬けを使用した料理作りなど、先輩から受け継いだ活動を続けている。持続可能な開発目標(SDGs)に取り組む団体を表彰する各種大会では数々の賞も受けている。
作年12月には、同班の代表4人が菊池市の江頭実市長を表敬訪問し、活動報告と今後の取り組みへの協力など要請を行った。江頭市長は「大変良い取り組み。しっかり協力していきたい」と話した。1月には、同市で開かれた企業の集会で、同班代表2人が「竹チップ使用の段ボールコンポスト」の活用法と思いを伝えた。
コンポストは、KDSグループの協力で販売を開始。家庭生ごみの削減や二酸化炭素削減、資源の循環、鳥獣被害の軽減など、地域の課題解決に向けて取り組みを加速させている。7日には、同市で開かれる「2025みんなのSDGsフェスティバルきくち」で、段ボールコンポストの実演会を行う。4月上旬には、試作段階から協力したJA菊池女性部泗水支部報告会での講演も予定している。

