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JA熊本果実連と「ジューシーくん」が食育活動 JA熊本果実連

2025.11.19
ミカンを食べる園児らと(後列左から)吉田社長、橋本会長、ジューシーくん

 JA熊本果実連は、名古屋市の名古屋青果㈱とタイアップし、名古屋市の幼稚園に熊本のミカンを届けた。地元の卸売会社と連携して幼稚園にミカンを贈り、食育活動に取り組むのは初めて。幼稚園児と職員の約130人に熊本産ミカンとジューシー製品「みかん100(125ミリリットル)」を贈呈した。

 11月上旬、同連の橋本明利会長と公式キャラクターで宣伝部長の「ジューシーくん」が名古屋市の太閤幼稚園を訪れ、熊本のミカンプレゼントセレモニーを開いた。橋本会長から高屋正子園長に、ジューシーくんからは代表の園児にミカンを手渡した。

 セレモニーでは、園の先生が「みかんのおはなし」の紙芝居を読み聞かせた。「ミカンの花はどれ?」などクイズも盛り込まれ、おいしいミカンができるまでを伝えた。園児らが1人1個ミカンをむいて試食すると、「おいしい、お代わり」と声が上がった。橋本会長は「熊本のミカンを届けるために、ジューシーくんと熊本から来た。おいしいミカンを食べて、もっと好きになってほしい」とあいさつした。

 同連では、子どもたちに果物を見て、触れて、食べる機会を設けることで、果物の魅力を伝える活動をする。今回は、名古屋青果の吉田真太郎社長が太閤幼稚園の理事長を務めることから実現した。

 吉田社長は「子どもたちは未来の消費者。果物に触れる経験が、将来の消費につながる」と話した。