ＪＡくまあさぎり支所は９日、くらしの活動の一環として「第１０回あさぎり農活祭」を開いた。

　同祭は、ＪＡ事業への理解醸成と実りへの感謝、農業繁栄へ願いを込めて毎年開かれている。

　吉田利明実行委員長（ＪＡくま地区担当理事）は「秋の収穫祭を組合員・地域住民の方々と一緒に楽しい時間を過ごしてもらいたい」とあいさつした。

　同支所では職員１００人が参加し、各ブースごとに焼き鳥や焼きそば、地元産「球磨和牛」牛サイコロ焼き、取れたて野菜やミカンの詰め放題など、農畜産物をお手頃価格で販売。青壮年部は餅つき販売や綿菓子、地鶏炭火焼など、女性部はうどんや豚汁を振る舞った。

　ステージイベントは、和太鼓や地元の熊本県立南稜高校生によるダンスが披露された。ＪＡ職員で結成される「中山間地隊ゴー飯ジャー」と子どもたちはじゃんけん大会で楽しんだ。

　当日は、天候の悪い中、会場に多くの来場者が訪れ、最後のお楽しみ抽選会では歓声や拍手で大いに盛り上がった。