
JAたまな管内で10月下旬、早生温州ミカンの出荷が始まった。着色がやや遅れているが品質は良好。糖や酸度のバランスがとれたミカンに仕上がっている。初売りに向け、50トンを関東や関西、東北へ出荷した。12月上旬まで2700トン(前年比33%増)を計画する。
JA中央みかん選果場では、生産者が持ち込んだミカンを従業員が1玉ずつ品質を確認。光センサーを備えた選果機で糖度と酸度を測り、大きさごとに選別し箱詰めする。指導販売担当者は「多くの人に旬のミカンを味わってほしい」と話す。
柑橘(かんきつ)部会は、部会員372人が433ヘクタールで栽培。今後、早生から中生、普通とリレー出荷する。

