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市場関係者とのつながり強化 JA熊本市

2025.11.03
生育状況を確認する市場関係者

 JA熊本市は10月中旬、全国の主要取引市場関係者16人を産地に招き、生産圃場(ほじょう)視察会を開いた。

 JAオリジナルブランド「夢未来」農産物の消費拡大と販売力強化を目指して毎年取り組む。データや資料だけではなく、実際の生産現場を市場担当者に確認してもらうことで、より正確な産地情報の発信や販売計画の策定につなげている。

 当日はスイカ選果施設の視察およびトマト類とナスの圃場(ほじょう)視察を実施。各地区の営農指導員が現在の生育状況や、今後の出荷見通しなどの説明を行った。

 担当の職員は「今後も定期的に圃場視察を実施し、生産現場の情報や意見を市場に伝えることで、農家の所得向上につなげていきたい」と話した。